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このブログ自分で書いてて未だによくわからないのが記事ランキングのトップがいつもγ-GTPとノンアルコールビールと飲み過ぎ注意報だってこと。これそんなに面白いか?いやまあどれも同じくらい大して面白くないんですけどね。誰かこの現象の原因知ってたら教えて下さい。さてまだ『人体六〇〇万年史(下)』が読み終わってないのに時間つぶしで本屋に入ってしまったのが運の尽き。平積みされてた『信長の二四時間』(富樫倫太郎著)を買ってしまい猛烈な勢いで読んでしまいました。こういうのよくあるんですよね。追い抜かされた方の本はそのまま放置ってパターンも多いんですがさすがに『人体六〇〇万年史』は読み切るって心に決めてたので今では再開してるのです。が。今日新聞で『隠蔽捜査7』が発売されてることを知って早速ネットで注文しちゃいました(汗)。これ到着するまでに『人体六〇〇万年史』読み終わるのは無理だろうなあ。また割り込みだよ。ところで先の『信長の二四時間』ですがこれがまた面白かったんだな。読み始めたら止まらない感じ。毎度のことだけどベースは史実ですから織田信長が本能寺で殺されることはみんな知ってるわけです。殺したのは明智光秀ってことになってることも日本人ならたいていの人は知ってるわけですね。『本能寺の変431年目の真実』も読んでるし『信長協奏曲』も観てる身としては(笑)たいていの別切り口解釈への耐性もついてると思ってたわけです。でもまだあるもんなのね〜。しかも確かに言われてみればそうだよねってくらい信憑性がある。もしこれが真実だったとしたら明智光秀はあまりに可哀相すぎる。いやはやしかし織田信長は本能寺の変で死体が出てこなかったってことがこれほどいろんな物語を生むことになるんだけど(実は生きてて海を渡って何とかになった的な小説もあったよね)膨大な調査と知識に裏付けられた小説家の想像力というのは本当にすごいなと思わされる一冊でした。そういうことで。
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by uegaito | 2018-01-31 10:00 | 読書 | Comments(0)
『アライヴ2』の後に買ったキッスのアルバムが何だったかはもう本当に完全に思い出せないので印象的な順にその頃の思い出を書くことにします。キッスの名盤と言えば『地獄の軍団/Destroyer』というのはファンの間ではほぼ意見の一致するところでしょう。スタジオ盤で通算4枚目、直前に出たライヴ盤『地獄の凶獣/ALIVE!』で一躍スターダムにのし上がったキッスがその地位を不動のものにしたまさに名盤だと僕も思います。『デトロイトロックシティ』『雷神/God of Thunder』『ベス/Beth』『狂気の叫び』などライヴの定番が多く収録されている1976年発売のアルバムですが僕はB面トップの『燃えたぎる血気/Flaming Youth』が大好きでしたね。ギターソロだけ変拍子になる不思議な曲ですがとにかく若さと元気いっぱいでこの頃でしかできない曲だと思いますね。『地獄の軍団』はそれまでのストレートでシンプルなロック中心の3枚のスタジオアルバムとは打って変わってアルバムオープニングがSEで始まったりハモりのきれいなツインリードのギターソロがあったり少年少女合唱団のようなコーラスが入ってたり変拍子があったり当時の彼らにしては相当実験的な要素が鏤められてました。作り込むことで当時有名だったプロデューサーのボブエズリンのアイデアという話も聞いたことがありますがこのボブエズリンてこの後1992年の『リヴェンジ/Revenge』で再登板します。この『リヴェンジ』ってのがまたせっかくヘヴィ路線に転換して素顔も晒したキッスがまたもや妙な商業ロック路線になってしまっていった80年代後半をばっさりと切り捨ててヘヴィ&ダークに戻った原点回帰のアルバムでして僕はこれも名盤だと思っています。つまり節目節目でキッスにとって重要な役割を果たしたプロデューサーなんだけど不思議とキッス自身はあまり評価してないみたい。想像するにあれせいこれせいと指示がうるさいんだろうね。かくして『地獄の軍団』の次のスタジオアルバム『地獄のロックファイヤー/Rock'n Roll Over』では『地獄の凶獣』のプロデューサーだったエディクレイマーに戻ってます。この『地獄の軍団』を買ったのは大学入ってご褒美に買ってもらったステレオ(というのも懐かしいがきっとコウメたちには想像がつかないだろうな)が来てからだったので1984年だな確か。しかしご褒美にステレオ買ってもらうってどんだけ甘えてたんだろうな自分。ほんと申し訳なく思いますがいま自分がコウメたちにそれできるかというときっと無理だろうから親父を超えてやるぜどころじゃないわな。なんでキッスの話から自己反省にならねばならぬのか。ともあれ大学に入ったら割の良い家庭教師や塾のバイトに精を出して憧れのギターを買いました。さすがにこれは自力で買ったね。真っ黒なボディにミラーのピックガードのレスポール、グレコのジョンサイクスモデル。普通キッス好きならレスポールでもサンバーストとかそれかフライングVとかだろうと思うんだけどホワイトスネイク聴いてるわけでもないのにジョンサイクスモデルでしたね。これはもうすっかりボロボロだけど今でも手元にあってたまにいじってます。エレキギター買ったら次はもうこれしかないでしょう。バンドね。というあたりで、つづ・く。
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by uegaito | 2018-01-29 09:09 | ロック | Comments(0)
このブログを書き始めた頃は5歳だったコウメもこの春で高校2年生です。そんなコウメさん小さい頃からずっと自分のことを名前で呼んでいたのですが高校に入った途端に一人称を「わたし」にしたのには驚きましたね。ちゃんと常識的に成長していて安心したものです。ディズニーランドが大好きで先日も友達と行ってました。このディズニーランド行きってのがなかなか毎回悩ましいわけです。夜のパレードを見ないで帰るのはお金をどぶに捨てるのと同じくらいの勢いで言われるとまあ仕方ないかなとは思うんだけど21時に退場しても帰宅できるのは23時近くになってしまう。さすがに遅すぎだろうと。僕なんか当時大学1年生だったカミさんとの最初の遠出(といっても都心)で家に送り届けるのが22:30の門限を10分くらい過ぎてしまった時に門の前に仁王立ちしてるお義父さんにえらい怒られたもんな。あれ、僕もやりたいんだけどね。キミは一体うちの大事な娘を何時まで連れ回してるのだ(怒)とか。娘さん年頃になってきてお父さん心配でしょう、とかよく言われるけど早くこれやりたいので誰か我こそはという強者コウメにアタックしてくれないでしょうか。話がズレましたが父に似て絶叫モノが全く苦手なコウメさんその先日のランド行きでは友達が許してくれずスペースマウンテンに何度も乗らされて辛かったとか言ってましたが世の中の人々はなんであんな乗り物が好きなんでしょうね。ほんと不思議です。スペースマウンテンなんてあれはただの遠心分離機ですよ。僕なんてカミさんと初めてあれに一緒に乗ったあといわゆるガクブル状態で具合悪くなってそのまま介抱されながら帰宅という情けない経験しかないですから。また話がズレてしまいました。そういうわけでそれなりに成長しているコウメもまだ一緒に出かけてくれますがいつまで付き合ってくれるのものやらね。そういうことで。
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by uegaito | 2018-01-27 17:25 | 我が家のことですみません | Comments(0)
よいちおじさんが亡くなった。児童文学作家のたかしよいち氏。89歳でした。よいちおじさんは僕の母方の祖母しげの12人姉弟の末弟、つまり母からすると叔父に当たるんだけど母とは12歳しか離れてないということもあって若い頃は親しかったようです。僕が生まれた1965年に日本児童文学者協会賞を受賞したことも恐らくあってか年の近い姪っ子の長男(というより姉の初孫だからかな)に読ませなさいと、著作を出版するたびに贈ってくれたと昔母から聞いた。なので小さい頃からよいちおじさんの本に囲まれて育ったわけです。当時は主に恐竜の話や世界の七不思議のような、子ども心にわくわくするような話をたくさん書かれてて、その影響で幼少期の僕は考古学というか古生物に大変強い興味を持ってた。つまるところ僕の頭がいまだにファンタジーなのは間違いなくおじさんのせいということになります。僕の血の繋がっている親戚で唯一ウィキペディアに載っているくらいの人ですから小さい頃から大叔父であることが自慢でしたが残念ながらちゃんとした面識はないんですね。大人になってから一度はお会いしてお話しするのが夢だったけどおじさんはずっと九州にいたし祖母が亡くなってからはすっかり縁遠くなってしまってたのでとうとうその夢も叶わないまま亡くなってしまった。こんな文章ばっかり書いてること知ったら怒るか嘆くかどっちかだろうな。ごめんなさい。でもたくさん本をくれたおかげで僕はいまだに本が大好きで娘たちにも読書の大切さを伝え続けてます。感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。
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by uegaito | 2018-01-16 12:30 | 読書 | Comments(0)
さて誰も期待していないシリーズに戻ります。これ書いてるうちにだんだん思い出してきたんだけど高校生の頃はまだネット通販なんてありませんでしたから(そもそもCDがまだ出てない)とにかくレコード買うにはレコード屋に行って在庫のあるのを買うか注文したり予約するしかなかったわけです。タワーレコードみたいな巨大なレコード店も確か東京に出現したのは大学3年生くらいだったと思うんだよな。なのでむしろどうしても欲しいやつ以外はレンタルレコード店のお世話になったものです。友&愛ね。懐かしい。レコード借りてきてカセットテープにダビングして聴くのが当時は主流だったですかね。コウメやハッパにこの話しても全く何言ってるかわかんないだろうね。いやはや隔世の感ってこういうのを言うんだな。そういう感じで小遣いもらうごとにこつこつキッスのLPを買い集めていったわけですが『キラーズ』『地獄の回想』『暗黒の神話』と来て次に何買ったんだっけな。もう全然覚えてないので仕方ないから適当に話を作ることにします。いいじゃないのどうせ適当なことしか書いてないんだから。『地獄の回想』で素顔になったキッスは折からのMTVブームにうまいこと乗ってそれなりに復活を果たします。そんな中で元々彼らはライブアクトとしてブレイクしたってことを知ってライブ盤を買うことにしました。ここで『地獄の凶獣/ALIVE!』を買うのが順当な気もするんだけど僕は『キラーズ』収録曲の中で『デトロイトロックシティ』『ラヴガン』あたりに強い興味を持ったこともあって1978年発売の『アライヴ2/ALIVE II』を買ったわけです。そうそう確かにそうだこれ買ったんだ。LP2枚組でジャケットを開くとライブのオープニングの様子が見開きいっぱいに印刷されてて両袖のクレーンでせり出しながら演奏するジーンとポール&エースの雄姿に震えたものです。1曲目は『デトロイトロックシティ』かっこよいんだなこれが。このアルバムはとにかくこの時代の彼らのヒット曲代表曲を丸ごとパックしたような煌びやかなラインナップでもちろんライブ盤の前作『地獄の凶獣』とは1曲も被らないサービスっぷりですからまあこのタイミングで買ったのは正解でしたね。ライブバージョンはどれもオリジナルよりずっと躍動感があってスピーディで、それが後々オリジナル盤を買ったときに複雑な気持ちになる原因にもなるのですけどね。『デトロイト〜』以外にも『ラヴガン』『愛の謀略/I stole your love』『狂気の叫び/Shout It Out Loud』などは未だに色褪せることないと思いますね。僕はね。それからこの時はなんか歌が下手なのこの人?と思った『ショックミー/Shock Me』。言わずと知れたエース様のヴォーカル初披露曲ですね。このヘタウマにはまった人のどれほど多かったことか。そして後年の素顔にとんでもなくがっかりした人もどれほど多かったことか。この70年代の頃はすらっとした体型に長いストレートの髪でシルバーのメイクでしたから一部では女性なんじゃないかなんて噂まで立ってたくらいです。後年のがっかり度はヴィニーの比では無かったかと思いますね。まあいいです。ちなみにこの頃はまだ彼は日本では「エースフューレー」と表記されていました。今では実際の発音に近い「フレーリー」になってますが当時違ってた原因は彼らの通算2枚目のアルバム『地獄の叫び』のアルバムジャケットに書かれていた日本語にあったというどうでもいいトリビア(この言葉も既に古い)です。ついでにこのジャケットはオリジナル盤自体に日本語が使われていてタイトル『地獄の叫び』も邦題ではなく原盤にも書かれていました。それが彼らのアルバムの邦題がいちいち『地獄〜』となるきっかけだったというのもマニアならではの知識であります。ってウィキ見たら書いてあるので何の自慢にもならず本当に辛い時代です。ということでつづ・く。のでした。
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by uegaito | 2018-01-10 13:10 | ロック | Comments(0)

迷宮と全史と万年史

最近全然「読書」カテゴリ記事が無いからといって本を読んでいないというわけではありません。僕の読書の傾向は、①20世紀初頭の量子力学黎明期ノンフィクションもの、②仏教もの、③人類進化史もの、④ミステリ小説か警察小説、あたりが21世紀に入ってからの大まかな興味のあるところですがこのところは③の中の特にネアンデルタール人関係が研究成果著しいところもあってちょっと充実気味です。まず③というかつ④で『イヴの迷宮(上・下)』(ジェームズ・ロリンズ著)。それと並行して読んでたのが『サピエンス全史(上・下)』(ユヴァル・ノア・ハラリ著)。こちらは上巻が特に面白かった。僕はね。で今読んでるのが『人体六〇〇万年史(上・下)』(ダニエル・E・リーバーマン著)。これも特に上巻。これいずれもネアンデルタール人のDNAが2%ほど現生人類のDNAの中に混ざっていることが突き止められたという研究成果が引用されているような最新の著作なのですが、そのDNA混入を突き止めた記録が『ネアンデルタール人は私たちと交配した』(スヴァンテ・ペーボ著)。これが前出のミステリ小説『イヴの迷宮』作者をいたくインスパイアしたようです。この小説は元々シリーズ物の一作なのですが僕はそれを知らず書店に平積みされてたのを見つけて裏表紙の導入あらすじ読んで即買いでした。読んでみたらまああれでしたが。ということで前置きが長くなりましたが『ネアンデルタール人は私たちと交配した』について。読んだすぐの頃に少しだけこのブログで触れているんですが要するに現生人類ホモサピエンスと旧人類ホモネアンデルターレンシスは亜種ではあるが交配を多少してたという証拠を気の遠くなるようなDNA分析の結果から見つけ出したというものです。前出の2著作『サピエンス全史(上)』と『人体六〇〇万年史(上)』でも詳述されてますがもはやアウストラロピテクス→ピテカントロプス→ジャワ原人&北京原人→ネアンデルタール人→クロマニヨン人→僕ら、みたいな単純な話を信じている現代人はいないと思います。いないよね?どういうことか知りたい人は是非上記の2冊を読むことをお薦めしますがともあれ一旦シンプルに分類されたかと思われていたホモ属がDNA的にはちょいちょい絡み合ってることがわかって新たな想像力をかき立てられてしまうわけです。世界中の研究者の努力に大いなる敬意を表したいと思った次第でございます。でもDNAの微粉末からネアンデルタール人のクローンを作るみたいな話だけは遠慮願いたいね。科学者には好奇心と功名心を抑制する強い心がないといけないわけです。そういうことで。
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by uegaito | 2018-01-09 19:11 | 読書 | Comments(0)
誰も興味のないキッスの話ばっかり書いていると極めて少ないけど少ないなりにいる貴重な読者の方々にさえ見捨てられてしまいかねないので少しだけ話題を変えます。我が家の脱力系女子ハッパさんも来週にはなんと15歳になります。信じられます?僕は信じられません。それだけじゃありません。そんなハッパも恐ろしいことに高校受験ですから。てことはこの春からJKですよ。あのハッパが。この子はですね小さい頃からとにかく穏やかです。受験生ですから観たいTV番組はかなり我慢してるようですがそれでもひつじのショーンだけは毎回録画して観ているようです。自分の世界がはっきりある子なので親友はその世界の中にいるから現実には必要無いと言わんばかり、現実世界で何があっても動じない感じがします。ハリーポッターやらニュートやらスキャマンダーやら最近はナユタン星人とか口走ったりしてますが実は流行りもんのTWICEについても詳しかったりへえと思うことも垣間見えるようにはなってきましたね。いつもお姉ちゃんが先を全力で走ってるので親としてはそっちにばかり気を取られてしまいがちですがこの子も密かに吹奏楽部では部長だったりクラスでは学級委員やったりしてるってんだから人間わからないものです。しかも学校ではしっかりしている人と思われているんだって。ハッパ先輩!とか言われて。ほお〜。しかしまあなんですね。だんだんこの手のネタを書くのも筆が進まなくなってきましたね。やっぱりあとからクレームつきますからいい加減なこと書けません(書いてるじゃんね)。キッスの話みたいな当たり障りないんだとあんなに長文いくつも書けるのになあ。
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by uegaito | 2018-01-06 16:00 | 我が家のことですみません | Comments(0)

入手困難と暗黒と真夜中

一つ前の文章長いね。。。この手の話がいかに尽きないかよくわかるってもんです。さて大学受験を目前にキッスの虜になってしまったシンイチ君(18)が『地獄の回想』の次に買ったアルバムは?正直覚えてません。困ったね。ただ何となく前後の記憶をたぐると恐らく次は一つ前の『暗黒の神話』じゃないかと思うんです。ファンになったからにはまず1枚目から買わなきゃって思うところでしょうがこの頃はまだレコードでしてそんな簡単に古いアルバムが手に入らなかったんですね。最初の2枚『地獄からの使者/KISS』『地獄のさけび/Hotter Than Hell』はそもそもブレイクしたライブ盤『地獄の凶獣/ALIVE!』のおかげで発売になった3枚目『地獄への接吻/Dressed to Kill』の更に後にようやく発売されていたりしてしかもキッスは1979年当たりを頂点にして人気が下降気味でしたからね。素顔になったのは起死回生の一発ねらいだったわけです。とにかくそんなわけで過去のアルバムを手に入れるのは非常に苦労した記憶があります。中古はヤだったのでね。そうすると一番入手しやすいのが直近の発売ってことで1982年発売の『暗黒の神話』だと。このアルバムはまあなんというんでしょう最初は怖かったですね。新興宗教にしか見えなかったから。実際PVになったシングル『勇士の叫び/I Love It Loud』はそれっぽい味付けになってましたしね。でも今ではキッスのアルバムの中で最も好きなジャケットですね。トップのタイトル曲(原題は一緒だけど邦題は『真夜中の使者』)はそれまでのキッスの曲からするとそれこそ全然違うわけですが幸いにもこの頃の曲から好きになってた僕にとってはかっこいいだけで何の違和感もなかったですね。おどろおどろしくてヘヴィでとにかくかっこいい。このアルバムはちなみにファンにとっては超有名なことですがジャケットにはエースが写ってるにも関わらず一曲も彼は演奏も歌ってもいないんです。そのためにCDで再販される際にジャケットデザインが差し替えられてこれまた当時全然関与してないブルースが写ってたりしてそれがまた後々問題になったのか結局今では元のジャケットデザインに戻ってたりね。でエースの代わりにひっそり活躍してたのがヴィニーさんでして当時まだヴィンセント草野じゃなくてクサノと名乗ってた頃です。高校の同級生に草野君ていたのでなんか妙に気になったものですがさすがにKUSANOじゃなくてCUSANOでした。どうでもいいですが。それからブライアンアダムスが作曲に関わってたことでもちょっと有名です。このアルバム、今聴いても全然飽きない良い曲ばっかり入ってるのですがやっぱりタイトル曲とシングルになった勇士の叫び、それとライブの定番のウォーマシーンは良いですね。学生時代にバンドやってたときは『遙かなる誓い/I Still Love You』やったなあ。ヴォーカルの子のために僕が全部カタカナにしてあげたっけな(ここ笑うところですのでよろしく)。一方で『セイントアンドシナー/Saint and Sinner』のように大人っぽくてかっこいい曲もあったりして(これもそう言えばジーンなんだな)単なるごり押しハードロックアルバムになってないあたりが僕は好感度高いですね。そうそう勇士の叫びもライブバージョンが嫌いな曲の一つです。なんでジーンはああなっちゃうんだろうね。というくらいオリジナルの曲は本当にかっこいいんだって。つづ・く。
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by uegaito | 2018-01-05 15:00 | ロック | Comments(0)

脱出と回想と神話

新年明けましておめでとうございます。このブログを書き始めて12回目の新年を迎えました。取り立てて社会にもの申すわけでもなく何やってんだろうね。さて昨年末からさりげなく始めましたキッスの思い出話、新年早々から続きを書きますのでよろしく。新譜『地獄の回想/Lick It Up』でいよいよ素顔を見せるらしいということで発売を予約して待ってるわけですがその前に最初に買った『キラーズ/KISS Killers』についてもう少し書きますのでなかなか前に進みません。たいていの同年代のキッスファンはだいたい1977年の初来日か翌年の再来日あたりでファンになってますので好きな曲とかは総じて『デトロイトロックシティ/Detroit Rock City』だったり『ロックンロールオールナイト/Rock'n Roll All Nite』だったり『ラヴガン/Love Gun』だったりするわけですが僕が最初に好きになったのは1979年発売の問題作『ラヴィンユーベイビー/I was made for lovin' you』ってところが既にやばいわけです。しかもしつこいけど発売4年後の1983年に、です。そんな奥手なシンイチ君(18)がその曲を頼りに買ったのがオリジナルアルバム『地獄からの脱出/Dynasty』ではなくキラーズってところがちょっとまあ運命を感じるというか、もしその直前のバンドのゴタゴタと4人同時のソロアルバム発売の余波をもろに受けた『地獄からの脱出』を買ってたらここまでキッスを好きになっていたか怪しいわけですね。後日順番に既にリリースされていたLPを買い進めるわけですがこの『地獄からの脱出』とその後の『仮面の正体/Unmasked』は非常に困惑した記憶がありますから。最初にラヴィンユーベイビーを好きになったくせによくもまあ偉そうにね。でベスト盤の体をなしたキラーズには代表曲がびっちり入ってて初期のロックンロールぶりが満遍なく味わえる上にその後のキッスのハードロック路線への回帰というかよりヘヴィ路線への転換をほのめかすような新曲4曲が入っていたわけですね。70年代にキッスファンになった人たちがおしなべて80年代のヘヴィ路線を毛嫌いするのとは対照的に僕は未だにこの頃の曲が大好きです。なので『地獄の回想』は僕の中ではキッスの名盤中の名盤だと思ってるわけです。きっとキッスファンの誰も同意しないでしょうけどね。だいたいタイトルからして何で回想なのか未だにわかりません。一つも回想に関係しそうな曲入ってないし。むしろ非常にいい加減で下品なタイトルの曲ばっかりでそれがまた良いわけです。『エクサイター/Exciter』なんて直訳したら「興奮してる人」ですからね。でも曲は非常にかっこいい。80年代のヘヴィ路線は前作『暗黒の神話/Creatures of the night』からアルバムのトップはずっと同じようなヘヴィでソリッドで疾走感のある曲調が続くんですがこの『エクサイター』は特にシンプルかつ硬質で僕は大好きな曲です。ところでポールスタンレーの曲はスタジオ録音とライブとであまり大きく変わらないのである意味裏切らない鉄板な名曲が多いのですがタイトル曲の『地獄の回想/Lick It Up』は例外的にライブバージョンがどうにもダメです。僕にとってはね。対するジーンシモンズは例えば『雷神/God of Thunder』や後年の『ロックンロールオールナイト』のようにはっきり言って年末の演歌歌手かよってくらいライブで歌い方をアレンジしすぎるので困る曲が多いものでして『悪魔の欲情/Fits Like a Glove』なんかもそうなわけです。ライブではもうほとんど演歌。つまりライブだけを聴いたことある人なら是非このアルバムを聴いて欲しいのね。とうとうおかしくなって辞めたエースの後任として加わったおかしな人ヴィニーヴィンセントの不協和音の影響が随所に出ていておかげでジーンもかなり狂気じみたヴォーカルになっててよろしい。こりゃとてもライブじゃ再現できないわなという感じなのです。ちなみにこの曲だけはメイクして歌った方が合ってると思うね。この『地獄の回想』はタイトル曲とB面(笑)トップの『地獄の饗宴/All Hell's Breakin' Loose』がPV製作されててどちらも何となく第三次世界大戦後の廃墟のような世界観で作られてるんですね。正直どっちでもいいんですが当時はやっぱり素顔が披露されるというのでタイトル曲がなんと言ってもドキドキしたものです。イントロからしばらくは足下しか映さずにサビで一気に顔が!エリック小せえ!な〜んて思ったものですね。懐かしい。地獄の饗宴はポールがラップに挑戦してたりしてまたかっこいいんだ。意外なのがというか歳取ってからこの曲良いなと思うようになったのが最後の2曲『ダンスオールオーヴァー』と『8日目の新世界』どちらもジーンの曲なんだけどなんだか渋くてかっこいいです。知らずに聴いたらえ?これキッスなの?って感じですが恐らくこれは彼のソロアルバムでも垣間見えた音楽の幅の広さ故ではないかなと思う次第です。そういうわけで2枚目に買ったこの『地獄の回想』でずっぽりキッスにのめり込むことになりまして以降次々に既出のLPを買いあさり始めます。大学受験は大丈夫なのか?受験を控えてるのにそれまで聴いたこともないようなハードな曲でしかも変なメイクをした方々のポスターとか部屋に貼り始めて僕が親なら気が気じゃないだろうね。ということで、つづ・く。
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by uegaito | 2018-01-04 16:21 | ロック | Comments(0)