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方眼紙と半可通とプロ

中学生の頃、不動産広告に散らばる住宅プランを見るのが楽しくてそのうち自分で方眼紙に間取りを描き始めた。これ僕です。これで建築家を目指そうと思ったわけではないんだけど。こういう人って結構多いんじゃないかしら。プロになった現在に思うのは、こういうのは一方で住宅のプロが世間に認知されにくい土壌を作ってる気もするけど、他方ちょっと視点を変えれば誰でも間取りが作れるというのは日本の在来木造工法がいかに優れて規格化されているかを表してるわけです。方眼紙を使って帖数を思い浮かべながら間取っていく。それでなんとなく住宅ができちゃう。まあここのところが現在の住宅事情を貧相にした所以でもあるかも知れないけど。でも先達たちが連綿と練り上げてきた極めて合理的な寸法体系と工業化ともいえる材木や建材の規格化は改めて言うまでもなく素晴らしいですよね。良いところはしっかり生かせば合理的にコストも下がるわけです。素人さんや半可通にはこういう体系を使うことはできても駆使できるのはプロだけってところがミソ。間取るだけでは良い住宅はできないってことですね。
by uegaito | 2008-12-12 09:08 | 建築

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