2008年 09月 22日
葉っぱと蝶といらっしゃい
ムラサキツバメが最近東海・関東地方でもよく見られるようになったという話が昨日の新聞に載ってて、その理由を読んでびっくり。偶然一昨日に今進行中の住宅の施主と話題にしたばかりの話に似てたからね。ムラサキツバメの方は、別に地球温暖化が原因じゃなくて主食のマテバシイが街路樹や公園植栽に使われることが多くなり、その普及に伴って増えたんだと。マテバシイって比較的枯れにくい常緑樹なので便利みたいですね。そんで似た話というのはクスノキとアオスジアゲハ。僕が小学生の頃、確かアオスジアゲハって珍しい蝶で、見かけるだけでラッキーくらいな感じだったんだけど最近やたらと都心部で見かける。アゲハチョウといってもこちらのみなさんはクスノキの葉しか食べないそうで、どうやらクスノキの普及に伴って増えてるんじゃないかというのが僕の推測だったんです。元々関東のケヤキに対して関西はクスノキと言われるくらい関東ではあまりメジャーじゃない木だったようなのだけど、樟脳の原料になるクスノキは大木になって虫が付かないので関東でも街路樹や公園によく使われるようになり、そんでムラサキツバメと同様にアオスジアゲハも増えたと。どうでしょうかね。どっちもキレイだからいいけどさ、そういうのも人間の勝手な都合かね。
もともと南方系の蝶
by uegaito
| 2008-09-22 09:29
| つれづれ