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ハイゼンベルクとオッピーとハイジをヘイディとは書かないでしょ

最近『ハイゼンベルクの顕微鏡』という本を読んで、今は『オッペンハイマー上・下』を読んでる。『ハイゼンベルク〜』の方は、有名な不確定性原理が現在の実験技術の進歩で検証できるようになってきたなかで正しいのか、という疑問に挑戦している現代物理学者のお話ってとこでしょうか。自慢じゃないですが僕は物理や数学の込み入った理論とかはさっぱりわかんないんですよ。じゃあなんでこんな本ばかり読んでるんだろ。前期量子力学といわれる19世紀末から20世紀初頭の科学者の人間模様って、とても興味深いんですね。今なら誰でも知っている原子核や電子の発見、中性子見っけたら核分裂も見っかったとか、天才科学者たちが戦争に巻き込まれていくなかでどのような行動を取っていったかとか、心配な気持ちはわからないでもないけど、だからって原爆作って落っことして良いのかって突っ込みたくなるとか、そういう古き良き時代の無邪気な科学者が大きな業を背負うまでの人間模様ね。僕の中でその時代のドラマの主人公がハイゼンベルクであり、オッペンハイマーだというわけなんです。まあとにかく一所懸命簡単に書いてくれてるんだけど、やっぱり『ハイゼンベルク〜』は頭が疲れた。『オッペンハイマー』の方はと言えば、25年に及ぶ取材で構築された緻密な記述に圧倒されるすごい本なのですが、「ですが」翻訳がひどいのが残念でならない。翻訳本はこれがあるから選ぶのが難しいんだよね。人名なんてちょっと調べればわかるだろうに、ハイゼンベルクを「ワーナー・ハイゼンバーグ」って書いてるんだもの。そりゃ確かに英語読みではそうかもしれないけど、これほどの本なんだからしっかり通例の読み方「ウェルナー・ハイゼンベルク」で書いて欲しかったなってこと。でも内容はやたら濃い。オッピーファンには超おすすめ!(←いるのか?)
by uegaito | 2007-09-13 19:29 | 読書
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