2007年 05月 08日
命懸けの科学者列伝とハイゼンベルクと血液型占い選手権
『自分の体で実験したい』。僕は外出して時間が余るとよく本屋に寄って衝動買い&積ん読コレクションするんだけど、この本も二月ほど前に買ったまま眠ってました。面白いね〜この本。科学してるからいちいち「へえ〜」って。まじめに、いや、極めて真面目に自分の体を張って人類の進歩に貢献した科学者がこんなにいたとは。まだ前半を読んでるところだけど、既に痛々しくて切ないです。さっき読んだ章ではとうとう死んじゃったし。で、同じ時に買った本、つまりまだ積まれたまま日の目を見ないコレクションに『ハイゼンベルクの顕微鏡』というのもあるんです。ハイゼンベルクという偉大なる物理学者、僕は20代の頃からひとかたならぬ興味がありまして、29歳でノーベル賞を取っちゃうという、とんでもない天才なのに、第二次世界大戦中、仲間が殆ど連合国側に亡命するなか、最後まで母国ドイツから出なかったってことで、戦後も仲間はずれにされるんです、すごい簡単に言っちゃえば。なんで居残ったのかがず〜っと謎なんだそうです。でも、おおかたA型だった、とかが理由じゃないかしら。すみません、茶化しちゃいけないね。
また面白い本みっけた。
by uegaito
| 2007-05-08 23:41
| 読書