2007年 02月 25日
ローディと浜田麻里とその間たった20年
ローディというバンドがなにやら話題だというので(BURRN!だけという話もあるけど・笑)、先日発売されたばかりの日本デビュー盤を聴いてみましたよ。この人たち(というのかな)、全員で特殊メイクしてモンスターの恰好で演奏するんですね。でも本当にモンスターだと言っているわけではないので、その点では聖飢魔IIより正直。フィンランドのメタルバンドで、BURRN!誌の評判では見てくれとは裏腹にシンプルでストレートなロックが好感、みたいなことを言ってた。これって、30数年前にキッスが日本デビューしたときに言われてたことと同じだっつーことで、それなら一度聴いておこうじゃないのというわけ。ここまで前置きを引っ張ったんだから、さぞかしナイスなアルバムだったんだろうね、と思うでしょ?う〜ん、なんつーんでしょうか、20数年前、僕が大学に入学した頃に(一部で)流行ってたジャパンメタルを彷彿、なんて素敵な言葉じゃなくて、みたいじゃん、という感じでしたよ。懐かしさを通り越して清々しいどっちらけ感とでもいいましょうか。元々80年代の日本のヘビメタバンドって、カラッと素っ頓狂なLAメタルと対極的な、バロックもどきのキーボードを前面に押したヨーロッパ系(まさに北欧メタルとか流行ったよなあ)が多かったので、きっとこういう既視感じゃなくて既聴感を覚えるんだろうね。ローディ、今度日本に来るみたいですけど、いやあ頑張って欲しいですね。応援だけしています。
by uegaito
| 2007-02-25 11:06
| ロック