昨日(11/18)の夜、
大学の同窓会が主催する勉強会で、
播繁さんをお招きして木の可能性を中心とした構造デザインのお話をうかがった。一般の方には長野オリンピックの時のスピードスケート会場
エムウェーブがなじみ深いだろうと思う。あの構造美を創造された方だ。この勉強会自体が初代会長のご自宅を会場にお借りした、少人数のアットホームな会だという事もあって、和やかな雰囲気で興味深いお話をたくさん聴けた。とりわけ播さんの建築に対するロマンティックな想いをビシビシ感じた。上棟時に骨(構造)の美しい建築はやはり竣工時も美しい(と信じたい、意匠設計者としては)。
それにしても、エムウェーブの80mスパンの吊屋根架設工事の際、最初のパーツを吊り上げた時その上を端から反対側の端まで感慨深く歩かれたというお話は、本気でうらやましかった。別に高いところが好きだという意味ではありませんので、念のため。