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戸惑う大学と淘汰と大学に行く意味

コウメさんが大学に進学したことをまだちゃんと書いてませんでしたがこの新型コロナウイルス流行で入学式も新入生ガイダンスも歓迎会も全部中止、授業開始も4/20→5/9とずれ込んでたのがとうとうWEB授業にするとかなんとかでちょっとした騒ぎになってます。彼女もそうですが今の子って塾や予備校で既に映像授業に慣れてるのでWEB授業だと冗談も言えないと戸惑うのはむしろ先生の方ではないかと思うんですがこれって冷静に考えたらキャンパスに通わなくて良いということになるわけで大学の意義も大きく様変わりする可能性があるってことです。少なくとも座学はWEBに置き換えられてしまうだろうからオンサイトで大学に行かなければならないのはもはや実験系くらいか。実習、僕らの世界でいうと設計演習とかですが、そういうのもZOOMなどの双方向WEB会議アプリで実施する学校も出てきてて、個人ではどうしようもない大掛かりな設備を必要とする実験実習だけがリモートワークでは対応できない授業となるんだろうね。自分の学歴で考えると鉄筋引張り試験、コンクリートの練り練りや圧縮強度の試験などの材料・構造実験くらいか。でもこれなんか別に映像でも十分な気もするからそうなると本当に大学と学生の関係はキャンパスを介さなくても成立するかも。大学はこれを機会にほぼ純粋研究機関になれて立地も交通の便や学生集めを優先せず実験施設をつくりやすい郊外に移ったりするかも。学生は自宅から通えるかどうかから、より魅力的なコンテンツを配信して研究の充実した大学を選択するようになって、しかも定員の考え方はそもそもキャンパスのキャパシティで決まってたようなものなのでWEB授業だとその枠もぐっと広がったりして、思いっきり淘汰が進むんじゃないだろうか。だって極端な話、通わなくていいんだから海外の大学だって入学できちゃう。本当か?なんか今ひとつしっくり納得できないけどなあ。ポストコロナの世界はまず「知」の領域に大幅な変革をもたらしそうだということはなんとなく間違いなさそうだけどね。この勢いで自分の仕事や職能について考えてみようと思うけどそれは次回にします。
by uegaito | 2020-04-19 14:35 | つれづれ

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