実は先日入院しましたという話。詳しいことを書き出すとキリなくなっちゃうので掻い摘んでいうと舌腫瘍ということで組織を切除して検査にかけますと。ところが場所が場所なので局部麻酔で切りましょうってのも怖いし実際無理みたいなので全身麻酔になりました。威張ることじゃないけど入院は18年ほど前に過労からの急性膵炎で一度経験してましてしかし全身麻酔ってのは生まれて初めてのことなのでそっちがさすがに不安でした。思わず先生や看護師さんに聞いちゃいましたもんね、途中で目覚めたりしないでしょうかって。笑われました。ええ。事務所の近くにある立派な大病院で数年前に建て替えた最新鋭施設でしたので色々勉強になる経験でしたね〜。まさか自分が手術室に寝かされることになるとはなんて思いつつ点滴で全身麻酔されて。自分が落ちるところを絶対確認してやると決意してたのにウエガイトさ〜んと呼ばれて目を開けたら不覚にも全部終わってました。そのままストレッチャーに乗り移って(そうストレッチャーに乗ったのも初体験でした)病室まで運ばれて、手術室に来た時とルートが違うな〜とかぼんやり感じながら病室に入ってベッドに乗り移って。まあ首から下は何ともないですからね、乗り移ることくらいできるようです。いや待てよ本当に乗り移ったのかな。よく考えたら思い出せない。まあいいです。とにかくその後2時間くらいぼ〜っと横になってたら立ち上がって歩けるようになりました。事前に全身麻酔の副作用で吐き気がすることがあるって聞いていて何よりそれが心配で仕方なかったのだけど杞憂でした。なんだ平気じゃんと思って持ち込んでたPCでメールチェックとかし出した頃ようやく局部麻酔が切れ始めます。全身麻酔だけじゃなく切除する舌には局部麻酔もしてくれてたのでした。平気だったのはその局部麻酔のおかげで切れ出したらこれが痛いのなんのってあなた。舌切り雀がいかに残酷な話か文字通り痛いほどわかりました。そこからはもう痛み止めの点滴とお友達です。今日で術後6日目ですがだいぶ和らいだもののまだ喋ると痛いので喋るのが億劫になってすっかり無口な人です。お医者さんからは硬いもの辛いもの刺激物はしばらくダメよって言われましたがまず舌が痛くて咀嚼できないので食事はずっと離乳食状態です。赤ちゃん返りしてしまいそうです。何が大事ってやっぱり食事だなあとしみじみ思いました。早く普通にトンカツとかポテトチップスとかバリバリ食べたい。そしてお酒を飲みたい!そういうことで。