遠野に行ってきました。岩手県の。
遠野伝承園の曲り家の中で語り部のお話を聴きました。ジャックと豆の木的な話、カッパの話、おしらさまの話、若返りの水の話。方言そのままなので2割くらいわからないところがあったけどそれも味という感じでなんともゆったりした時間でした。京塚昌子似の語り部かあさんの話し方がまたふわっとしててがっつり昼食を取った直後ってのもあって途中一度意識を失いかけたけど。岩手の方言で話が終わったよということを示す
どんどはれという便利な言葉を教えてもらいました。これさえあれば話がスベったときも安心だ。みんなでこれ使えば世の中から言い争いなんてなくなるんじゃないかね。是非流行らせたいと思っております。言い方は、どぉ〜んどぉはれっ、って感じでしょうか。僕が視聴習慣化する前の朝ドラでもこのタイトルであったらしいね。調べたら横浜でパティシエなのね。なんかどこかで聞いたような話だ。そのパティシエが能登じゃなくて盛岡で塗師屋じゃなくて旅館の女将になるんだそうです。むう。ところでカッパって日本全国に伝説があるけどたぶん本気で実在を信じている人はいないよね。でもどの地方もカッパの姿やキュウリ好きという嗜好がぴったり同じってのが僕は気になってるんだよね。現代みたいにネットが普及してるわけでもなくテレビもない頃にここまで一つの情報が共有されることってあるのかね。犬とはこういうものだと誰もが説明できるのはみんな実在する犬を見たことがあるからでカッパももしかしたらやっぱりいたんじゃないかね。てよく考えたら西遊記の岸部シローはカッパだった!基本的に頭の中がファンタジーな僕はそういうことばかり想像が膨らんでしまうのでした。どんどはれ。