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要するに小説好き?とSTと今野さん

久々の「読書」ネタ。僕はあんまり小説は読まないんだって以前も書きましたが最近その「小説」にダダハマってしまいました。今野敏の「STシリーズ」。え?ミーハー?いいじゃないですか別に。きっかけは先日観たテレビドラマでして、ええつまりそういうことですミーハーですよ笑えばいいでしょう。途中から観だしたら止まらなくなって、なのに家庭の事情で結末が観られず悶々としていたところに原作を読めばいいんだって思いついて本屋に駆け込んだわけです。そしたらあなた、何冊もあるのねこのシリーズ。最初はもちろんドラマの原作にもなった1作目『ST警視庁科学特捜班』から読み始めました。A型ですからね、どうしてもきっちり端から順にものごとを進めたがります。感想としてはまあもちろん面白いのですが正直言って取り立てて大騒ぎするほどのことはないなって思ったんです不遜にも。なのでそんなに夢中になって読むこともなく、電車移動の間にだらだら読むって感じでした。ところが2作目、3作目と読み進むうちに(さすがA型絶対に端折りません)だんだん作者の世界観の深さに引き込まれ始めてしまい、とうとう通算5作目、第2シリーズ2作目になる『ST警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル』に至っては途中で読み止められずに最後まで読破してしまうくらい不覚にも夢中になってしまいました。これは本気で面白いです。ミステリーものって殺人事件が起こってそれを主人公が推理して真犯人を当てるってのがコナン以来の伝統(うそですから、ブログですからね)ですがこの『赤の調査ファイル』では主人公は警察なのにどれだけ読み進めても殺人事件が起きません。と思っていると、え?という結末が待っています。ということで今日は6作目の『黄の調査ファイル』を買いましてこれから読みます。まだまだ第2シリーズがあと緑、黒と続いて、更に第3シリーズが2冊文庫版でありますからしばらくは楽しめます。ところで全然話は関係ないのですが「今野」さんという名前を見ると僕はなぜか『課長島耕作』に出てくる史上最低のキャラ「今野輝常」氏を思い出してしまいます。今野敏さんはもちろん全国の今野さんにも大変申し訳なく思いますが完全に刷り込まれてしまってるようです。輝常氏は読者の日頃のストレスを一手に引き受けるミスターカタルシス的な有難いキャラでしたね。その長年に亘る功績からか『取締役島耕作』ではいい人にしてもらえてましたっけね。ああ今日もどう収めて良いかわかりませんのでそういうことで。
by uegaito | 2013-05-03 12:55 | 読書

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