昨日、住総研のシンポジウム『家族像の変容と住まいのかたち』を聴きに久しぶりに建築会館まで行って来た。4人のパネリストが順番に話題提供の講演をして最後に全員でシンポジウムになるのだけど最初のスピーカー、社会学者の山田昌弘中央大学教授の話の中で、現在の生涯未婚率が25%で離婚経験率が38%くらいだってことで、つまりある夫婦に2人子どもがいたとして確率的にはそのうち1人は生涯未婚か離婚して帰ってくるんだってことをおっしゃってたんですね。で今朝その話を我が家でしたらコウメさん、じゃあハッパは結婚できないんだねって。まあこの二人は現在寄ると触るとケンカしてますので毎度のことなんだけど反応の早さはコウメの勝ち。いやしかしハッパが生涯未婚かどうかは別として、確率的にはどっちかがいつまで経っても家にいる可能性はあるわけですよね。離婚して帰ってくる確率はコウメの方が高そうな気がするけどね。気が強いからね。つうか我が家の中だけで確率談義しても仕方ないつうかできれば我が家は2人とも典型的な家族を形成してもらいたいんですけどね。この辺の議論に対して、いやそれは本人の自由意志だからっていう意見が大多数を占めたこと自体が、こういう現状を生んでいるような気がしますね。やっぱり理不尽な規範や作法ってのも、社会を不安定化させないためにはある程度やむを得ない必要悪なのかもなあって思ったり。