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木質とボイラーと公共施設その2

いやはやその1長過ぎでしたね。ということで後半は更に分割してお送りします。それにしても暑い日々がこうも続くと食欲がどんどん落ちてくる。


続きまして、さぎり荘の設計の過程をざっとご紹介したいと思います。まず本施設に於ける薪焚き温水器の導入プロセスについてご説明して、そのあとでざっと設計の移り変わりをご紹介し、僕のお話しを終わりにしたいと思います。
今回導入した薪焚き温水器、ガシファイアーですが、ペレットでもチップでもなく、生木で燃せるんだという。最初にお話しした簡単であること、なあんだそんな簡単なことか、って言われそうなくらいなことですが、そのくらい簡単な話に聞こえる機械なわけです。ところがなにぶん理詰めで設計する設備設計としては扱い慣れていないタイプでして、ただでさえ薪という不安定な燃料を、しかも人間が投入することで運転するものですから、どこに安定値を定めて設計するのが妥当なのか、正直かなりてこずりました。まあ新しいものをつくりあげる時には必ず越えないといけない壁と言いますか、少ない時間のなかで相当の暗中模索という感じでした。もう今となっては4台も使う素晴らしい事例としてこのさぎり荘がありますので、これから導入される施設は設計がそれは楽だと思います。簡単に使っているように見えているとしたら、それは運営スタッフの皆さんの相当な努力の結果ですが、木質ボイラーのサスティナブルな未来はこういった人の手、生身の人間の関わり無くしてはありえないと思うわけです。

ということで続きは次の投稿までお待ち下さい。
by uegaito | 2011-07-13 23:27 | 建築
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