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十年一日とコウメ2ケタと日本人ヨロシク

早いもので来週はもう6月だね。そうなると1日にはコウメさんいよいよというかとうとうというか2ケタの大台だ。って大げさか?いやあしかし10歳だよ。ちょっと信じらんないね。10年前の今頃は独立して2年目で母校千葉大の非常勤講師をし始めたばっかりの頃で、ちょうど授業の木曜日3年生のエスキスをしている最中にカミさんから携帯にメールが入ってカインズホームで買い物してたら破水したんで病院に行くと。もうそっからは気もそぞろで全員分の指導を急いで終わらせて脱兎の如く大学を出て病院に急いだもんだった。夕方病院に駆け込んだらカミさんは既に陣痛室にいてうんうんうなってるもんだからわけもわからず本人の言うままに背中をひたすらさすってた。しかしあれは役にたってたのだろうか。とにかくこの辺から男の無力さをひたすら痛感することになるんだけど、夜になっても一向に生まれる気配なく日が変わろうとする頃に先生がそろそろだね〜なんつって、5/31より6/1の方がいいでしょみたいな妙な気を遣ってくれてカミさんは分娩室に。夫たるもの妻の出産に立ち会うのは当然だろうみたいなこと日頃偉そうに抜かしてた誰かさんは土壇場でビビリつつ、実際立ち会ったのかどうかこの辺の記憶が実はありませんのでよろしく。多分一緒に分娩室に入って手をずっと握ってたような気もするけどそれは都合良く記憶をすり替えただけかも知れないって気もしてて。ダメだなあ全く。次に記憶がはっきりしてるのは生まれたてのコウメのへその緒を切れと看護師さんに言われて鉗子を渡され、ビビリながら然るべき箇所にはさみを入れた瞬間から。生まれて初めてのテープカットですね。この話はたしか何度もこのブログで書いてると思うので今日はこの辺でやめとくけどとにかくこの経験のお陰でハッパの時は絶対テープカットじゃなくてヘソの緒切りはやらんて決めたわけ。結局先生に巧くやられて切る羽目になったけどね。まあそんな感じで感動一杯のなかコウメと対面したわけです。それからもう10年経っちゃったんだもんなあ。そういえばコウメの命名には絶対変だと主張して引かないじーちゃんと一悶着あったんだけどなんとかこっちが押し切ったんだった。僕らにしてみたら練りに練ってこれしかないと決めた名前、今ではみんな可愛いと言ってくれるしコウメ本人も結構気に入ってくれてる。ちなみに「コウメ」は本名ではないので念のため。最初に書いたようにちょうどこの時期非常勤講師を始めてて名前を考える上ではとても参考にさせてもらったんだよね。世はすっかり洋風の音を漢字で表現するのが花盛り、そんななかで敢えてめちゃめちゃ和風なイメージを持たせたくてカミさんと連日熱のこもった会議をした結果のコウメ。お陰でハッパの時は若干燃え尽き症候群と化した父だったのでした。許せハッパよキミの名前もなかなかいいぞ。何の話だっけ?そうそう、そういうわけで10歳の誕生日おめでとうだコウメさん。そして7歳の誕生日おめでとうだ有限会社ウエガイト建築設計事務所。そういうことで。
by uegaito | 2011-05-29 15:06 | 我が家のことですみません

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