小学校時代、僕の情報源の半分はテレビ、もう半分は学研の『科学』と『学習』だった。多分ほとんどの同世代はそうなんじゃないかしら。兆円単位に妙に凝っているコウメさん、この前ハッパに得意げにチョーの上はケイなんだよって説明してたらハッパからその上はと聞かれ思わず父にすがりまして、確か「ケイ」「ガイ」「ジョ」「ジョウ」「コウ」「カン」「セイ」「サイ」「ゴク」「ゴウガシャ」「アソウギ」「ナユタ」「フカシギ」「ムリョウタイスウ」だよってすらりと答えてやった。これって僕がコウメの歳くらいの時に『学習』に載ってたのを意地になって暗記してたんだよね。だから字まではわかんない。ゴウガシャ以降は大人になってから読みあさった仏教の本からだいたい想像つくけど。とにかく子どもの頃に自覚的に覚えようとしたものって見事に忘れないってことだね。といいつつ本当に合ってるのか心配になってさっき検索したらちゃんと合ってた。いやあ嬉しい。なんにも役に立たないけど。ちなみにゴウガシャって「恒河沙」って書くそうで「ガンジス川の砂」だって『学習』に書いてあった気がする。いかにも仏教由来の数え方って感じですね〜。学研のおばさんありがとう。つうかおばさんは失礼だよな、今思えば。