2011年 04月 17日
希望的休日宣言とどっちでもいいとナマス
さてそれにしても原発事故は一向に収束しませんね。お陰で事故発生以来正直言って仕事が手に付かない。とは言ってもちゃんとやってますけどね。そのくらいショックだということです。ほんとは落ち着くまで休業したいくらい。僕は事故発生当初、東電や政府を信じて事態収束まではあまり騒ぐものではないと思ってました。原発は国策だし、ひいては世界のエネルギー政策に大きく関わる話なので、日本国としては威信を賭けて収束させると信じていたからね。言っときますが別に僕は原発推進論者じゃないですからね。この手の話はどうしても政治的な捉え方をされるので面倒なんだよな。現在大勢を占める意見を結論だけ集約するとざっくりこんな感じでしょうかーーー今更電気に頼る生活ってのが止められるのか止められないのかーーー要するに原発がなくても日本はやっていけるのかどうか。僕はですね、そういうのはどっちでもいいんです。あんまり興味がない。なるようになるっつうか。でも僕は今の事態はとても悲観的に捉えています。それは何故かというと、ここで原発が完全否定されると最早原子力ってのは兵器以外に使い道がないということがはっきりすることになるから。核分裂を[偶然]発見してしまったオットー・ハーン、そのメカニズムを解明してしまったリーゼ・マイトナー、その理論的なバックボーンを構築してきたアーネスト・ラザフォードやニールス・ボーアそしてアルバート・アインシュタインなどの20世紀初頭の天才科学者の皆さん、まさか自分たちの仕事が結局兵器にしかならない究極の地球滅亡アイテムだったとは考えなかったはず。と信じてるし、そうでないと浮かばれない。今日の原発の形態が最早無理だとしてもなにかしらこの膨大なエネルギーの平和利用が安定することを切に願うわけです。もう南無です。せっかく数日前にタカシナさんにキミのブログ面白いね〜ってお褒めの言葉をいただいたのに笑えない話になっちゃった。次は明るい路線に戻りますのですみません。