2011年 02月 20日
日本工業大学と18号棟と洩れ出る色たち

日本工業大学の18号館がいよいよ完成ということで今日は公開見学会でした。設計を手がけたのは同大准教授の足立真さんと、焼津のプロジェクトで僕もご一緒している建築家清水淳さん。日本工業大学は僕も昨秋から非常勤でお世話になってるし、そもそも焼津のパートナー清水さんの作品ですから、楽しみに見学に出かけました。折角の機会なので大学ってどんなところかも見せたくてコウメとハッパも連れて行きました。こういう(建築の見学)場合大抵最近はコウメが同調してハッパが面倒がる傾向なんですがこの日もそういう感じで、実家方面ということもあり妹とその車を動員して二人を無理矢理連れてった次第。ところが見学で一番はしゃいでたのはハッパだったりするんだけど。で肝心の建築はと言うと、鉄骨2階建てのシンプルな白い箱にカラフルな皮膜が踊っていてとても好感度の高いデザインでした。そして各室の床がまた一部屋一部屋違う色のフロアタイルを敷いてあって、それが照明や外光を受けて部屋じゅうに色を拡散させ、しかもガラス越しに外の廊下に洩れるさまがとてもきれいで、なかなかこれは使えるアイデアではないかと思ったりして。コウメたちもかわいいかわいいと大はしゃぎでした。その後折角だからと学内を回ったんだけどどうも二人はピンと来てないようで、まあそりゃそうだわな、まだ大学なんてあと10年くらい先の話なんだし。学内に軌道敷きがあることには激しく反応してましたけど。線路の上を歩くのが夢だったそうです。そうでしたか。ていう感じで帰宅して夕飯食べたら一週間の疲れがどっと出たようで横になったまま動けなくなって朝を迎えましたとさ。ってこの文章はいつ書いてるのだ?