下町の食文化ってのは食べ物だけでなく食べ方まで含んでるーーー昨日料理評論家の山本マスヒロさんと噺家の林家正蔵師匠の対談セミナー「下町の“食”を考える」でとても印象に残った言葉。食べ方の美学ってのかな、それこそ下町の文化なんだと。このセミナーは台東区内の4つの青年経営者団体、浅草法人会と上野法人会の両青年部会、東京商工会議所台東支部の青年部、そして東京青年会議所台東区委員会が、多分初めて合同で企画したイベントで、食をキーワードに下町地域の活性化を考える2年越しの企画のキックオフセミナー。外国人観光客が激増して、浅草の飲食店での客のマナーも理解と想像を超えるシロモノになってきてるんだそうですが、それは違うよこういうふうに食べるんだよ、と気づかせてあげるのも大事な文化保存活動なんですね。ってことはその前にまずは自分が素敵な食べ方を身につけないといかんな。頑張ろ。