最近の新書の傾向として、文体が「ですます調」ってのが多い気がするんですよね。あれはいかん。ですます調は説得力のある長い論文には絶対不向きだと思うから是非やめてほしいね。ただ単に文章力がないから文字数の水増しをしているとしか思えんから。このブログみたいにね。シャープな論文のスピード感とか、逆に腰の据わった説得力みたいなのが感じられない本を読むのって、結構辛い。そうでもしないと本を読んでくれないってのかね。そういえば最近ツイッターとか爆発してるけど、あれはあれですね、電車の中で手持ち無沙汰の人にとっては最高なんだろうね。僕も思わずやってしまいそうな誘惑に駆られるもんね。でも電車の中は、ほとんど唯一の安定した読書空間なわけで、ここでつぶやいちゃったらもう本屋さんとはお別れな気がする。まだ大丈夫だけどね。いつまでそう言ってられるかね。