すみだ耐震フォーラムと町会とお節介な日常は下町の専売特許でしょ

この前の日曜は前日の同窓会イベントですっかり精根尽き果てて白くなってたりした。でもあまり布団で固まってると家族から愛想つかされるのでやむを得ず起きて、すみだ耐震フォーラムやってるの思い出してまたしても曳舟文化センターへ。墨田区は耐震改修に対する取組が全国で最も進んでる自治体の一つだからね。ちょうと耐震改修に果たす町会の役割というような内容のシンポジウムが始まるところで、席について聴きました。木造密集地域である墨田北部の5つの町会からそれぞれ町会長さんが出席されて、それに区の都市計画部長がパネラーに加わっての画期的なパネルでした。やはり皆さん口を揃えて金銭的な問題や高齢世帯の諦め、町会というコミュニティ単位の力の衰退のようなことを嘆いておられた。耐震診断自体も面倒がられてるみたい。墨田区は補助金も相当つくのに、それでも耐震補強改修が思いの外進まないんだって。なぜか。これまでも何ともなく建ってたからこれからも大丈夫だという地震に対する甘い見方、やっぱり多いみたい。そりゃ何十年も震度6とか起きてないから大丈夫なだけですから。会場では答えはもちろん出なかったけど僕が思うに一番問題なのは、ひとんちのことに口を挟むなと言う変な気遣い風潮じゃないだろうか。耐震性が劣るがために大地震で倒壊したとする。その住人本人が被害を受けるのは自己責任だからと言われても、これだけ密集した場所では建物が転けるとお隣にぶつかって損壊させたりするし、倒壊で火が出る可能性も十分あり、そうなるとお隣は火事までもらうことになる。関東大震災なんかはこっちの被害の方が大きかったですよね。つまりお隣が低耐震性だと思いっきりとばっちりを食らうわけです。だ〜か〜ら〜、町会というか地域のコミュニティぢから、ご近所がお互いに思いやりをもって踏み込み合うお節介な日常が、耐震性の向上には大切なんじゃないかなと思うんです。
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by uegaito | 2009-02-25 20:45 | 建築 | Comments(0)

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