久しぶりに読書ネタ。『帰ってきたヒトラー(上・下)』(ティムール・ヴェルメシュ著、森内薫訳/河出書房新社)読みました。同じ「帰ってきた」でもウルトラマンとは全然違います。帯にも書評にもあるようにかなりきわどい小説です。1945年に自殺したはずのヒトラーが目覚めたらそこは2011年のベルリンだったというタイムスリップモノですが困ったことに面白いのです。現代人とヒトラーとの会話のすれ違いぐあいから全編に及ぶヒトラーのモノローグから勝手にコメディアンに勘違いされて有名になっていくさまからとにかく著者と訳者の巧みさにはめられていく感じ。笑っていられるうちはいいんだけどいつしか気づいたら話中のヒトラーに共感したり感情移入してしまう自分がいて怖い。もっと笑えないのはヒトラーが批判し断罪していく現代のドイツの政情や市民の様子がまるでそのまま現代の日本にも当てはまるところ。こういうのって日本だけじゃなかったんだな全く。巻末でだれかが書いてたけど独裁者やファシズムはいきなり現れるのではなく最初は市民に共感されるような話から入ってきて支持を拡大し気がついたら取り返しのつかないところまでいくっての、日本だけじゃなくてまさに世界中でいま起こりつつあることでもあるだけに本当に納得してしまう。読み始めの頃はドラマの『サムライせんせい』みたいなもんかねはは〜ん、くらいに思ってたけど後半は完全に笑えなくなった。大ベストセラーだし映画にも舞台にもなってるので今さらですがなかなか人には勧めにくい本かも。それにしても冷静に思い返すとこうやってタイムスリップ復活してベストセラー小説のネタになれる歴史上のきわどい人ってヒトラーを置いて他にいるだろうか。これが4〜5百年経ってからだともっと弄られるようになってもっときわどい話になるのかもな。織田信長がいま弄られるようになったように。どうだろうね。ちなみにこれ読む前は『埋蔵金発掘課長』(室積光著)読んだんだけどこの作者の小説もなんか笑いながら笑えなくなっていく感じででもちょっと違うんだけどちょっと気にかかる。笑いというオブラートは思いのほか現代では効果高い感じがするね。そして今は待望の『隠蔽捜査6・去就』読んでます。そういうことで。
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# by uegaito | 2016-08-12 19:56 | 読書 | Comments(0)
昨日より今日の方が数段痛いです。たった2打席40球と10球ほどのピッチングしただけなのに。最近時間差で来るんだよねダメージって。話は少し遡りますが今年の4月にそれまで肩掛けのバッグだったのを背負子型に替えまして毎日浅草駅と蔵前の事務所を歩いて往復するようにしたんです。腰痛が肩掛けのバッグのせいでなはないかと思ったのととにかく運動せねばという生物的な本能のようなもので両手がフリーになれば歩きやすいんじゃないかと思ってね。そしたら最初のうちこそ歩くのが億劫だったけど最近ではもうすっかり15分くらい歩くのが全く苦にならなくなってきて、ふと気がついてみたら体もすっきりして顔もむくみ取れてなんだか良い感じに健康じゃんみたいなところだったんです。だからバッティングセンター行ったらバンバン打てて娘たちに格好いいところ見せられると思ったんです。なのに。毎日5,000歩歩いたくらいで名選手になれるんだったら野球選手みんな苦労しないよなやっぱり。そんでやっぱり筋肉痛はあるわけね。腕だしね。歩くのに腕はあんまり使わないしね。涼しくなったら鉄アレイ持って歩くかね。どこ目指すんだろうね私。参ったなあ。
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# by uegaito | 2016-08-08 20:33 | 健康または不健康 | Comments(0)
建築意匠設計に携わる人がみんなそうかは知りませんが僕は新しい案件が始まって最初の案を固めるまでが一番苦しむ方ですかね。いわゆる産みの苦しみってやつです。天才ではないのでポンポンアイデアが出るわけではないわけです。でそういうタームでは大抵煮詰まるもんでして昨日もまるで夏休みのハッパさんのように机に向かって固まったまま全然進まずこのままじゃいかん気分転換せねばとコウメ&ハッパを浅草に呼び出してかねてから彼女たちが行きたがっていたバッティングセンターに行ってみました。蔵前に事務所を引っ越してきた13年ほど前に一度行ったっきりだったのでほんと久しぶりに。二人は人生初です。初心者向け球速70km/hのブースを確保してまずトップバッターはハッパさんから。最初こそ空振り連発でしたが20球のうち半分くらいからかすり始めて段々当たるようになってきました。ヒット級にはならなかったけどそこそこ打ててびっくり。続きましてコウメさんいきなりファウルだけど当たって次もその次もと全部当たる。ボチボチだけど前にも飛んだり。すごいねキミ。生まれて初めてバット持ってスローボールとは言え飛んでくる球を打ってしまうんだから。で父です。キミらとは年季が違うからね。しかしまあ久しぶりだから肩慣らしで100km/hにセットしてバッターボックスに立ちました構えて第一球なんと空振り続いて第二球投げた振ったまた空振り第三球も残念空振りの三振〜。なんて脳内に誰かの実況アナウンスが聞こえてくるくらいそのまま20球全部空振りしました(涙)。言い訳するわけじゃないのですがなんだか見えないのです目が。自分でもびっくりしたんだけどボールに焦点が合わない。乱視が進んで横向きにピントを合わせることができなくなってたらしい。優しい娘に育ったコウメたちは打つ方は一旦休んでピッチングに行こうと言ってくれて今度は僕から9つの的に向かって投げることにしましたがまあしかしノーコンもここまでひどいとはというくらい的に当たらず。続く二人はこっちも生まれて初めてですからね、まあこんなもんだろうという感じでしたが要するに三人とも同じレベルだったわけですええ。もちろん納まりつくはずはありませんで第二打席に挑みました。もうプライドもなにもかなぐり捨てて球速70km/hにしたらなんとかボールを捉えることができて勘も戻ってきて段々当たるようになった。中盤からは前にちゃんと飛ぶようになったし。でも70km/hだけど。小学生のリトルリーグ以下だな親父。いやあしかしハッパはふつうの女子って感じだったけどびっくりしたのがコウメさん。かなり打ててたからね。これ毎日練習したらそこそこ打てる選手になるんじゃないかしら。さすが茶道部なのに三年連続連合陸上大会の選手に選ばれるだけあって勘が良いのかもね。いやはやしかし久しぶりに野球に触れて腕が痛くなったけどいい汗かきました。その後は三人でときわ食堂行って打ち上げ。ビールの美味しかったこと。また行こう。どんどはれ。
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# by uegaito | 2016-08-07 13:52 | 我が家のことですみません | Comments(0)
いつの間にかさりげなくトップページだけ最新作に変えてるの気づいてたあなた、いつも読んで頂きまして有り難うございます(笑)。毎日書いていた昔が信じらんない。11月でこのブログ書き始めてから丸10年になるんだもんね。いやはや。さてどうでも良いことをだらだらと書くのがこのブログですからね、今日もだらだら行きますよ。先日お昼食べててふと思ったんだけど口の中ってかなり熱い食べ物でも大丈夫なんですよね。昔まだテレビがファンタジーで溢れてた頃、真っ赤に焼けたコークスを美味しそうに食べるおっさんてのがいましたよね。美味しそうに食べてたかどうかは忘れましたが。涙流してたかも知れません。小学生の時それ見て、なんだかコークスって美味しそうだなあって思った記憶があります。まあそこまでは極端だとしても要するに手で触ったらあちーってなるものでも意外と口の中に入れちゃえば平気で食べられるものです。そこで湧いた疑問。人間以外の動物はどうなんだろう。だってね、熱い食べ物というのはつまり火を使わないとできないのだから人間以外はそもそもそんなもの食べる機会がないわけで、まあ落雷で山火事起きて焼き豚できたとかたまにあったかも知れないけど、極々たまになんだから人間みたいに普段から食べてない限り適応しようもないのじゃないかと思うわけ。てことは熱い食べ物を食べることができるのはやっぱり人間だけなんじゃないかと。誰かゴリラに熱々の天ぷら食べさせてみてくれないかなあ。待てよ、てことは美味しそうにコークス食べてたおっさんは人類の最進化形の可能性があるのか?参ったなあ。
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# by uegaito | 2016-07-06 22:07 | つれづれ | Comments(0)

コウメ(中学生)

ってこれ書いてる時点で既に中三ですから書くのが遅すぎましたねすみません。ウエガイト家長女。本当は陸上部に入りたかったんだけど行った中学校には陸上部がなくて茶道部に入ったという極端なところあり。幼稚園の頃からバイオリンやって小学校ではスクバンでフルート吹いてたのにすっかり楽器ご無沙汰で今では楽譜が読めなくなったとか言ってる(汗)。この子はタイミングに恵まれていないのか他にも入学と同時に校舎の建て替え工事が始まって完成は今年の冬だとか。新校舎ではほんの数ヶ月しか過ごせないのです。しかも校舎の設計はかの香山アトリエだというのだから本当に残念。しかしこの子のすごいところはとにかくめげないめげません。拗ねるけどね。ポジティブさにおいては我が家で右に出るものはおりません。1年前から墨田区のジュニアリーダープログラムに入って月一回研修受けて小学校のイベントにヘルプに行ってます。政治家にでもなる気かね。ブログでもたびたび書いているように手足がやたらと長い現代っ子でございます。身長差10cmあるはずの僕と膝下の長さがほぼ一緒ってのが本当に悲しい。片手でひょいと担げた頃が懐かしい。つづく。
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# by uegaito | 2016-06-23 16:09 | コウメとハッパ | Comments(0)

ハッパ(中学生)

言わずと知れたウエガイト家次女。2016年、中二になってもまだ大声上げて泣きます。本当にうらやましい。部活は吹奏楽部、通称「すいぶ」。本人は中学に入ったら違う楽器がやりたかったらしいんだけど小四からスクバンでクラリネットを吹いていたことが災い(?)してベテラン扱いされてそのままクラに。確かに4年も吹いてれば安定しているから周りからは期待されるわな。それが最近バリトンサックスも兼任させてもらうことになったようでとてもテンションが高くなってます。かっこいいじゃんね。背丈はまだ伸びているようでそろそろ160cmになろうかという感じ。お姉ちゃんも同じくらいでもはや我が家のチビはカミさんに確定しました。このブログでも書いたように写仏が趣味で仏像ラブ状態です。そしてハリーポッターマニア。つづく。
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# by uegaito | 2016-06-23 15:55 | コウメとハッパ | Comments(0)
なかなか書く機会がございませんでしたがハッパさん小6の頃からハリーポッターの大ファンでしてばーちゃんから借りた小説は全部読破しかも何度も読み返してほとんどのシーンを暗記している始末。あ〜そうそうこの子は取説とかもしっかり熟読する方で、何でも遅いけど割と確実という感じなんです。僕に似て早とちり系のコウメとは対照的。細かいことを平気でこつこつやり切ったりするのはカミさんの血ですね。さてそのパッパさん、最近TVでハリーポッター祭りっつって毎週シリーズ映画が放映されてたのでそれを録画してお姉ちゃんのいないときに観ているようです。コウメさんはハリーポッターあまり好きじゃないらしく、一緒にいると別のドラマしか観てくれないからみたい。先日の日曜も朝からジュニアリーダーの月例会でお姉ちゃんが出かけたのをいいことに大好きなハリーポッター観てた時の話。日本語字幕にして英語音声で観ているあたりなかなか感心じゃのうと横目で眺めてたら突然慌ててリモコンを探しだした。手元にあるじゃんと言ったらTVのじゃなくてDVDのだと言う。てっきり録画を観ているのだとばかり思ったらTV放映は尺に納めるためにカットされてるしCM煩わしいしでDVDをレンタルしてきたんだと。それはいいんだけどリモコンリモコンと。それならCM飛ばすわけでもなし何を慌ててるんだろうと思ってるうちに画面はハリーとどなたか娘さんのキスシーンに!ハッパさん、○△※%#〜〜〜!と意味不明な叫びとともに頭抱えてテーブルの影に隠れてしまいました。このシーンを飛ばしたかったんだってさ。恥ずかしいんだと。思春期ですなあ。小説を熟読しているので映画観てても大抵のシーンは展開がわかるのだそうです。すごいねキミ。まだまだ可愛いね。どうですかこれを見ている全国の大麦さん、ウチのハッパを嫁にもらいませんか?何言ってるかわからない人はごめんなさい。参っちゃうなあ。
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# by uegaito | 2016-06-23 15:44 | 我が家のことですみません | Comments(0)
こういうの前もって書くべきだったのですが出るかどうか未確認だった関係で結局事後報告となって申し訳ありません。5年前に竣工した福島県鮫川村の村民保養施設さぎり荘が昨日のテレビ朝日『人生の楽園』で紹介されました。今回の主役栗原夫妻とはこれまでも何度か村でお会いしたことがあって家族旅行した際にカレーのご相伴にあずかったこともありました。その栗原さんのお気に入りの場所としてさぎり荘が紹介されたわけです。本当に嬉しい限りです。ついこの前リニューアルオープン5周年を迎えたばかりのさぎり荘、どうやら地元の方のお話しでは来場者15万人を突破したとのこと。年3万人のペースは落ちてないようで本当に嬉しいです。村の人口は4千人ほどですから村外からも相当来て頂いているようで多い時は一日400人を超えるってちょっとさすがにキャパオーバーではないかと心配になってしまう。番組の話に戻ると我が家が鮫川村に遊びに行き始めた頃に大豆の苗植え体験などでお世話になって以来ずっと親しくして頂いている方もちらちらっと出演してて我が家ではそれもまた大喜びでした。娘たちも大きくなってそれぞれに忙しくなってしまいなかなか旅行するのも一苦労でして次に鮫川村に行けるのは一体いつの日かって感じですが番組で紹介された満天の星空や鹿角平の草原を見るとまた行きたくなってしまう。栗原夫妻のような暮らし方には本当に憧れるなあ。
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# by uegaito | 2016-06-05 17:52 | つれづれ | Comments(0)
物心ついたとき住んでた家は平屋でその後すぐそばの2階建てに引っ越したんだけど、恐らく部屋数は下の階が居間と台所で2階が2間だったかな。いや、下はもう一部屋あったかな。だめだ思い出せん。とにかく寝るのは2階でつまり食事したりくつろぐのは下の部屋って決まってて、こういうの普通には当たり前だろうって思うだろうけどなんだかその頃は疑問を持ったんだよな。上で食事しちゃダメなんだろうかって。で母親にお願いして弟と三人でお昼を2階で食べたんだたしか。ぽかぽか陽気の気持ち良い日でなんだかとっても幸せになった気がしたもんです。すごく特別なことのような。でもそれっきりだったかも。母親にしてみればそりゃ面倒くさいよな。この家に引っ越してしばらくは下の階にしかなかったトイレに夜中行くのが怖くてかなり両親を困らせた記憶もあり。これ以上は恥ずかしくて書けないけどね。なんで2階にもトイレが無いんだろうって思ったもんだ。なんにせよずっと新興住宅地のいわゆる建売住宅に転々と移り住んでたので大学入るまで住宅ってのはほんとにそんなのしか知らなくて最初の課題確か住宅の平面だけ与えられてそれを立体に起こせって課題だったと思うけどもうそのまま建売ですって感じだったね。参照してたのが不動産業してた父の持ってた『高級住宅(苦笑)』とかいう雑誌で今教えてる学生たちには申し訳ないですが結構ひどいもんでした。それから住宅設計の課題が出た際に出題した坂田種男先生の田園調布のご自宅に学生みんなでお邪魔させてもらってちょっとしたカルチャーショック受けたんだな。建売しか知らなかったんだから。その頃からおませな友達と建築雑誌を読むようになってみんな大抵新建築だったんだけど僕はなぜか今は無き『室内』を毎月買って読み耽ってたね。なんでだろう。これからはインテリアの時代だとか叫んでたらしい。微笑ましいね。やっぱり時代は安藤忠雄さんの上り調子の頃でしたから生協の本屋に行って安藤忠雄作品集とかも買っちゃってね。2年後期の課題は超影響受けてましたね〜。いいじゃんね別に。早熟な同級生はスカルパにお熱でした。僕は「カルロス・カルパ」だとずっと思ってましたけど。要するに原体験が建売だった分、大学入って見聞きしたあらゆるものが新鮮で新鮮で全て憧れに変わっていったわけです。自分でもこういう素敵な空間や造形を実現させたいって暑くじゃなくて熱く思ったんでしょうねきっと。そういうのが大切なんじゃないかって今の歳になるとつくづく思う次第です。前期2年生の設計課題を受け持っている大学で昨日住宅設計の課題提出だったんだけど建築考えるのが楽しくて仕方ないって模型がしゃべりかけてくるような作品がいくつか出てきて自分の学生時代とかを思い出してしまいました。どんどはれ。
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# by uegaito | 2016-05-31 20:25 | つれづれ | Comments(0)

12と15と160

毎年一年が同じ365日だってのが信じられないわけですがまた今年も6/1がやってまいります。会社の創立記念日とそしてコウメさんの誕生日です。会社は満12歳、とうとう干支が一回転しましたね。でもってコウメはとうとう満15歳です。今年のハッパの誕生日を以て我が家は二人ともティーンエイジャーになってるわけですがコウメさんは15歳ですからね〜。杉田かおるは15歳で母になってましたからそろそろ心配だよな。早く孫欲しいとか言ってる割にはいらん心配してたりして相変わらずブレまくりだね。コウメさん、もうカミさんよりはっきりと背が高いからね。ついでに書くとハッパも同じくらいなので我が家で一番のチビはとうとうカミさんになってしまいました。まだまだ伸びてる感じなのであと数年したら父も抜かされるかしら。ヒールとか履くようになったらもうダメだなきっと。三社祭の翌日から修学旅行に行って先週末には中学校生活最後の運動会も終わってさあいよいよ本格的に高校受験モード突入だね。もうこれは本人が頑張るしかないからな〜。
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# by uegaito | 2016-05-30 20:28 | 我が家のことですみません | Comments(0)

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