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課題発表と弱みと強み

昨日の日工大授業は今期前半の課題発表会でした。住み続けることのできる街にするための提案をする地域計画の課題で、4つのグループがそれぞれこのひと月半やってきたことをまとめ、プレゼンするわけですが、せっかくだからと手島さん茂木さんの地元宮代で活躍される建築家お二人、そして現在キャンパス内の校舎の増築設計を手がけており僕も焼津の計画で協働設計をしている清水さんの3名のゲストをお呼びしての講評会となりました。みんな課題がスタートする頃は大丈夫かなと不安を感じるところもちらほらあったのが、なんのなんの、なかなかやるじゃないの。地元を対象地に選んだ学生の意外な(?)提案に一同感心しきりでした。曰く、街の弱いところを直接改善するのではなく、強みに弱みにもなっていないいわば白地の地域を活性化する方法を提案することで結果的に弱いところも強みに変わっていくだろうという提案。もちろん具体的な場の提案もあり。これって前日に受けた二条セミナーでたまたま聴いた、経営のトレンドは弱みを克服する治療型から強みを伸ばす治癒型になってきているという話をそのまま「まちづくり」に置き換えたような話。なんというか、こうやって教えた学生が化けていくのを目の当たりにするのはやっぱりとっても嬉しい。時間を作るのは大変だけど非常勤講師をやめられない理由ですね。さあ後半は本格的な建築設計。こっちもまた驚かせて欲しいもんです。
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by uegaito | 2010-10-28 11:54 | 建築 | Comments(0)
日本建築家協会(JIA)関東甲信越支部では「地域会」という地域密着セクターを設けていて、様々なかたちで建築家としての地域貢献活動をしているんですが、その活動の中で地域の小学校に出向いたりして子どもたちに自分たちの家づくりを体験してもらうお手伝いする「こども空間ワークショップ」というのがあります。角材と輪ゴムだけを使ったシンプルなもので、つくった後はまたバラして次に使い回しゴミを出さないというのがミソ。作品をつくるという「結果」よりも、つくること自体の「プロセス」を楽しんでもらって、未来の担い手にものづくり、まちづくりへの興味を持ってもらおうというのがこの活動の密かな希望なのですね。で先週10/22(金)には僕も所属する城東地域会とその近傍の有志メンバーが江東区立南砂小学校の5年生の『いえをつくろう』という図工の授業にお邪魔して、みんなのいえづくりのお手伝いをしてきました。しかしまあみんななんて素直で良い子ばかりなんでしょう。都会っ子ってなんかひねくれててませたイメージがあるけどこの小学校の子どもたちは本当にのびのび育っていて感心してしまった。とにかくこういう図工実習が大好きって子ばかりで、目をキラキラ輝かせながら漠然としたテーマ設定に対して10人ずつぐらいのグループがそれぞれみんなで知恵を出し合って個性的な家を1時間半ほどで完成させた。シラケた子ばかりだったらどうしようなんて心配は全く杞憂でした。僕は「ピラミッド」というテーマのグループを受け持ったのですが、比較的他のグループよりイメージしやすいテーマだったのもあってか、作業が非常に段取りよく進んでました。全体の様子はこんな感じ。
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グループで一つのものをつくるという体験、意外と小学生は少ないのか、終わった後の感想でも、みんなで協力して完成させたことに対する喜びの言葉がとても多かったのが印象的でした。散会する際にピラミッドグループの子たちが僕のとこに来て、ありがとうございました〜と挨拶してくれたのが心から嬉しかったなあ、おぢさんは。思わず名刺を配りそうになってしまったよ。おいおい。JIAもボランティア活動ばかり増えるとまたそれはそれで大変だけど、こういう「次世代」育成に直に貢献できるのはやりがいがあるので、他の小学校にも広まってくれるといいなと個人的には思った次第。コウメとハッパの小学校でもやってもらえないかしら。まあうちの子たちはいつも二人でこういう創作?活動ばかりしてるけどね。
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by uegaito | 2010-10-24 14:38 | 建築 | Comments(0)
やっぱりツイッターやり始めちゃうとブログ更新は疎かになりがちですね。最近咳が止まらなくて難儀してます上垣内です。今月頭くらいから顕著になってきたのでまだ20日くらいですが、百日まであと80日もあるかと思うともういいから早く止まって欲しいと思う次第です。そんで今年のわが家のお友達はタニシって以前書きましたがもうこれはどっからどう話していいやらって事態になってまして(汗)。まずタニシだと思ってたらどうやらサカマキガイだったことが判明。卵胎生だとばっかり思ってたらちゃんと卵を産んでることをコウメが発見して判明した次第。こいつらすごい勢いで繁殖してまして、直径20cmほどの金魚鉢がいまや50匹ほどのサカマキガイで一杯になってる有様ですよ。タニシは水質浄化に貢献するってものの本に書いてあったから期待して夏祭りで捕まえてきた金魚を2匹投入したら途端に水質が悪化。金魚の汚染能力が勝りすぎていたのか、それともサカマキガイにはタニシほどの浄化能力がないのか。ようわからん。といってるうちに金魚は2匹とも天に召されてしまいました。サカマキガイは全員元気です。どうしようもう飼えないよかわいくないし捨てちゃうか。でもうっかり荒川辺りに捨てたら荒川がサカマキガイだらけになったらどうしようと思うとそれもためらってしまう。っていってるうちに50匹だよ。最初は1匹ですからね。なんですかあなた方は。しかしサカマキガイといえば高校時代に坂巻先生ってとてもいい先生がいたことを思い出した。僕は小さい頃から似顔絵が得意で、高校になっても相変わらず色々描いてて、受験を控えた3年生にもなって密かに日本史の坂巻先生と化学のU先生の顔を描いて机にしまってたんです。あまりに似てるんだけど特徴を掴みすぎてて本人が見たら怒るだろうと思ったから。そしたら迂闊にも風邪を引いて休んでた間に友達が学校の一番往来の激しい廊下に貼りだしてくれちゃって。U先生はその後すごく冷たくなったけど坂巻先生はなんと持って帰って年賀状に使ってくれたんだよね。いい先生だった。元気だろうか。ということでツイッターの反動で長文化してしまうわけでした。
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by uegaito | 2010-10-21 10:52 | つれづれ | Comments(0)
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先月起工式を済ませた鮫川村の現場、地盤改良工事も中盤を過ぎていよいよ根切が始まった。敷地が広すぎてなかなか写真がうまく撮れないけど、写真の右側が建物の建つところで左側に見える土の山が掘削された残土。ものすごい勢いで現場が進行しています。
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by uegaito | 2010-10-14 10:32 | 現場進行中 | Comments(0)

計算書と調書と可視担保

やっぱりどうでしょう。改ざん事件の先輩業界として、是非我が業界の先例に則ってケンサツ基準法やケンサツ士法の早急な改正を強く勧めないといけないんじゃないのかね。ケンサツ確認申請も厳格化いただいて。そんでケンサツ瑕疵担保履行法とか施行すんのね。おっと可視担保だった。
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by uegaito | 2010-10-13 22:53 | つれづれ | Comments(0)
おっぱいとトラクター』という本を読んだ。「おっぱい」に脊髄反射してしまったようです。まあもはや説明の必要ないくらい世界的ベストセラーですからね。原題は『ウクライナ語版トラクター小史』。それがなんでおっぱいなのか。邦題をつけた出版社の思うつぼだよ人生は。でも、いやこの本は理系再発見ブームの昨今(ほんとか?)、理系男子って意外といいかも(ハート)と思わせる理系愛を感じるんだな。マンガの『天才柳沢教授の生活』に通じる数理系父へのオマージュ?なんじゃそれ。それにしてもこの本はなんというか全編に亘ってブログ的というか不思議な文体で書かれているんだな。しかもその作中でニコライ父さんが自ら著した「ウクライナ語版トラクター小史」を披露していく。その締めで展開される、トラクター開発を比喩とした20世紀最大の悲劇についての言及なんて妙に共感を覚えてしまう。そんな大げさな、は理系の得意技だ。曰く「ここで読者諸賢に切なる願いを託したい。技術者が開発したテクノロジーはおおいに活用すべし。ただし謙虚な心と内省をゆめゆめ忘るべからず。テクノロジーに支配されてはならず、テクノロジーを征服の手段にしてはならない」。きっとオットー・ハーンだってリーゼ・マイトナーだってそう願ったはず。いろいろ考えちゃう一冊でした。次は『ネット・バカ』読もう。
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by uegaito | 2010-10-12 21:20 | 読書 | Comments(0)

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