アーティストさんとオープンハウスと人生幸朗もしくは春日三球

「アーティスト」って言葉、最近安くなったな〜って感じがしますね。特にアクセントを置かないで平らに発音した場合なんてそうね。それとか「アーティストさん」とか。だからなのか、本気でアートしている(いや、みんな本気か。それがまた厄介なんだな)方々は「美術家」って呼び替えたりしてますね。こういう、なんていうんだろうか、みんなが使い出しちゃって急に安っぽくなったり、意味が横滑りして変質してしまったりするの、自分の身近なところで起こると困るんだよな〜ってこと、ないですか?僕らの場合「オープンハウス」ね。設計した住宅が完成した際に、施主の合意を得て設計仲間や一般にも疲労、じゃなかった披露するのが慣例なんだけど、そういう時に「オープンハウス」って言うんですね、もともと。ところが最近は不動産屋さんが中古の物件を売り出しにかけるときにこう呼んでるんで困っちゃう。だから建築関係じゃない知人に「オープンハウスのご案内」ってお知らせすると「なに、上垣内さんって、物件を設計するだけじゃなくて販売もしてるの?」って聞かれちゃうのね。違うんですよ、僕らは設計しかしてません。ていうか物件じゃないですから。だからなんて表現するのかいつも困ってますよ、最近。「建築家」って呼称なんかも気をつけないと「アーティスト」と同じ道を歩みつつあるなんてことないですかね。やっぱり自称なのが痛いところだよな。
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by uegaito | 2007-07-09 21:56 | つれづれ | Comments(0)

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