文明と文化と取りあえずビール

最近、複数の財界人の方たちから「文明と文化の違い」の話を、全く別々の場所で聞くという興味深いことがあった。もちろん偶然で、その方たちもお互い直接面識があるわけじゃない。この話、ウィキなんかの通説とはちょっと違う解釈なので、一般論と短絡しないで欲しいんだけど、この頃話題になった日本橋を例に取って簡単に書くとこうなる。「首都高を通すこと」が文明。「それが日本橋の上を通っていいのかどうかを考えること」が文化。要はどっちも不可欠ってことが言いたいんだけど、確かに考えること抜きに造ってしまったって感じですね。今さら地下に首都高を移すことの是非を議論したところで、正直、後の祭りというか、やっぱり初めにちゃんと考えておくことが大事なんですよね。なんでもそうだけど今となっては日本はすっかり「取りあえず」でしょう。「取りあえずビール」と同じ感覚で「取りあえず首都高」ってのかな。当時造った人はもちろんそんな軽い気持ちでいたとは思えないけど、でもやっぱり結果的にはそういう風になるよね。もういい加減立派に大人の国になったのだから、取りあえずってのはやめないとね。でもやっぱり飲みに行くと「取りあえずビール」って言っちゃうよな(苦笑)。ちなみにその「文明と文化」、僕なりに考えてみるとこんな感じかな。「設計者に例えると、構造や設備は文明、意匠は文化」。普通か。。。
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by uegaito | 2006-12-17 21:43 | つれづれ | Comments(0)

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