会津電業とすだちと東海道線からよく見えます

心を入れ替えて毎日更新するぞと決めた途端に風邪引きまして高熱出して寝込んだり咳がひどくて寝られなかったりついでに耳は聞こえなくなるわ結膜炎にはなるわで最悪の11月後半でしたがようやく復調してきました。まだ咳がしつこいんだけど。さてだいたいこのブログは設計してる感じが全然しないのが良いのか悪いのかですがちゃんと仕事してまして今年の秋口は現場が4件に設計が2件重なって体がいくつあっても足りない状態でした。それも9月末で駒形の住宅が、10月中旬にビルインの保育園が、10月末で横浜の研修センターがそれぞれ引き渡しになり残る現場は目黒の保育園だけになりました。その中で去る11/25に建築主の主催でお披露目があった研修センターの話。設計をスタートさせたのは昨年の初夏でしてクライアントは横浜市保土ケ谷区の電気工事会社会津電業株式会社さま。20代の社員が全体の半数いるという若くて元気の良い会社ですがその分技能も若いという悩みを解消させるため自前の実習研修ができる施設を作ってしまおうと思ったわけです。当初シンプルに倉庫の上に事務所が乗っかったような施設をイメージされていたのですが社長のお考えをうかがっているうちに踏み込んだ提案ができるのではないかと考えて1階の実習スペースから2階の座学講義スペースまでを一連の研修体験スペースとして連続させて多様な視点場と振り返りの場を持った実学の場になればとご提案したのが昨年夏。その後幹部社員の皆さん方とのWSも経て活用のイメージも膨らませながら設計を進め、このほど竣工となりました。
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これが1階の実習スペース。壁と天井のダミーが作られてそこに電気設備の実習材料が取り付けられています。平土間でこの手の研修をしようとすると上の方の説明も確認も脚立を使ったりして危なっかしいし大変なところを右側の踊り場から普通に立って天井懐が見えるわけです。
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他にも座って実習を受けられる幅広の階段スペースや高所作業車訓練もできる吹抜もあり、多様な実習体験が楽しくできるようにしてあります。やっぱり勉強は楽しくなければ続きませんからね。
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全体の構成はこのようになっております。1階の実習スペースから途中の踊り場スペースを経て2階に上がるようになっており、2階からも吹抜を介して実習の様子がすぐ確認できるようになっています。

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研修センターの名前は「すだち」。ここからどんどん一人前に巣立っていくことを願って社長がつけたそうです。人材を育てるためにまず研修センターを作ろうと考える中小企業の社長さんどのくらいいますかね。この社長の慧眼はセンターを建ててしまうだけではなくて人材の発掘の仕方もとてもユニークです。そういう面でもとても勉強させて頂いた仕事でした。この施設、当たり前ですが電気工事の研修をするためにできています。だけど実際に据え付けられた実習材料を見ていると意匠設計者こそここに来て研修を受けた方が良いんじゃないかと思うくらいためになります。いや本気でそのうちウチのメンバーで研修受けに来ようかしらと思ってますので菊地社長どうかよろしくお願いします。

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by uegaito | 2017-11-27 14:19 | 建築 | Comments(0)

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