構造計算書偽造事件まる10年と相変わらずと杭工事の実態

来月で建築界を大混乱の渦に叩き込んだ構造計算書偽造問題から丸10年になる。建築基準法をはじめ関連法規が厳格方向に改正されてもうさすがにこういう問題は起きないよなと思いたいけど相変わらずあとを絶たないのはなんでなんだろうね。昨日横浜のマンションで杭長不足で傾いたってのが発覚した。昨年は同じ横浜方面のマンションで似たような事件が起きたよね。どっちも一部の杭が支持層まで達していないのに達したことにしてたために建物が傾いたというもの。何でこういうことが起きるのか。みんな疑問に思うよね。構造計算書偽造事件は事業主やゼネコンの下請け的な立場でしかない構造設計者A氏が早くやれっていう圧力に屈してやむにやまれずやったって最初の頃は同情的な意見もあったけど結局単なる構造設計者としての能力不足と犯罪への心理的ハードルの低さつまり単に犯罪者だったって結論が定説になってます。それが本当かどうか、初期の同情的な意見が全く的外れだったかは僕にはわからないけど、一方で世の中の誰もがものの値段や製作にかかる時間についてあまりに無関心でひたすら早く安くを言い過ぎた結果もいくらかは関係しているんだろうなって見方はどうだろう。請負金額にしても工期にしても追い詰められる確率は川下に行くほど高くなるんだから。しかも川下の人ほどプレッシャーに弱いナイーブで優しい心根の持ち主だったりするから。杭工事はそれこそ姉歯事件のおかげで設計も施工も厳格になって全体工期を支配するくらい製作日数つまり工事前の準備に時間もかかり、でも地面の下の話だから不測の事態も起こりやすいのに施工が始まってやべ短かったなんてなったら長さを調整するのもえらい大変でお前ぐだぐだ言って工期延びたら責任とれるのかなんて迫られたら思わずそのままこっそりやっちゃいましょうってメンタル弱い人出てきそうだよ。そういうこともちゃんと報道する方は調べて欲しいな。
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by uegaito | 2015-10-15 14:06 | つれづれ | Comments(0)

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