浅草ゆう子さんと芸者生活75年と余生は丸くつややかに

浅草ゆう子さんのお話しを聴きました。浅草法人会の月例セミナーです。とても有名な方ですのでこれ読んでらっしゃるあなたもご存じだと思いますが、お生まれは大正12年、御歳91歳の現役芸者さんです。16歳で花柳界にお入りになったとのことで、今年で75年間芸者さんされてるわけです。あの町田先生ですら教師生活は25年ですから、なんと町田先生の3倍、どれだけすごいかがわかろうというものです。正直言って91歳には見えません。和服をきっちり着こなして椅子に座っている時も背筋がピンとしていてお話しもしっかりはっきりしてます。ちなみに歯は全部ナチュラルだとのことです。だから入れ歯の方独特の歯切れの悪い発話にならないんですね。とても聞き取りやすいお話でした。毎日卵がけご飯と焼き海苔を召し上がり、砂糖4杯入れたコーヒーを嗜み、冷やしたバターに海苔を巻いて食べるのがお好きで、なんと言ってもお肉が大好き。しかも牛肉の切り身のみ、ハンバーグなどミンチ肉はダメなんだそうです。お魚は苦手なんだとか。普通、健康に気をつけて我慢するものばかり好んで食べているようですね。長生きの秘訣は我慢しないことなんでしょうかね。いつも穏やかで怒ったところを見たことがないと、一緒に登壇してインタビュワーをされた浅草乃り江さんがおっしゃってました。嫌なこと気に障ることを言われても2〜30分で忘れてしまうんだそうです。それが穏やかさの秘訣だとか。いやいや言うのは簡単ですが普通怒りますでしょう、って言い返して、そんなことないですよなんて返されて、いやいやそんなことはないでしょう、ってまた言い返してってしつこくやってたらそのうち怒るかしら。すみません冗談ですから。同世代の女性のことを、普通の方は地味ですね、あたしよりずっと年寄りに見える、ってけらけら笑いながらおっしゃってました。確かに。いつも懐に「余生は丸くつややかに」と書いた紙を持ち歩いているそうです。この「つややかに」ですつまり。この方には「おばあさん」という呼称は全く当てはまりません。関東大震災も太平洋戦争も東京大空襲も朝鮮特需も高度成長期も64年東京オリンピックもバブルもバブル崩壊も失われた20年も経験され、きっと2020東京オリンピックも経験されるでしょう。あたしは年上の男性が好きなのよだそうです。この世の中にしゃきっとしてゆう子お姐さんの相手ができる年上の男性はなん人いるんでしょうね。お話しだけでもかなり面白かったですが最後に小唄を披露下さいましてこれがまたカッコ良かったんです。三味線をつま弾きながら粋に唄う姿に会場の100人がすっかり魅了されていました。とてもいいセミナーでした。さすが浅草の法人会だなあ。そう言えば宝船熊手のよし田さんの大おかみさんも同い年くらいじゃなかったかしら。あの方も数年前に大病されたけど去年の酉の市ではすっかり元気になってらっしゃった。ただひたすら尊敬です。こちらもいずれお話しを聴いてみたいですね。
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by uegaito | 2014-03-13 19:50 | つれづれ | Comments(0)

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