加茂水族館と村上館長とサイン

ちょっと前の話になるけど必ず書いておきたいことなのでここで。先月カミさんの両親と我が家で行った鶴岡への旅行、一番の目当ては加茂水族館でした。ここはクラゲの展示がなんと世界一でして、クラゲ大好き少女ハッパさんとしてはなんとしても見ておかないとという感じで、まあ我が家的にはそんなノリで行ったわけです。ところが当初予定していた2日目に超アラシで行けなかった関係でホテルのラウンジで足止めを食っていた際に、たまたま置いてあったこの水族館の館長、村上龍男さんの著書を手にとって読んでみたところ、これがなんというか超感動のアラシでして衝撃を受けたわけです。とにかく何度も閉館の憂き目にあったり大変なご苦労を30年くらいされているのにいつも前向きで、たまたまもう本当に偶然やむを得ず始めたクラゲの飼育と展示がたまたま直後の下村修一博士のノーベル賞受賞で転機が訪れるの。それもとんでもなく激しい転機。下村博士の受賞テーマはオワンクラゲの発光体(緑色発光タンパク質=GFP)の発見がその後の医療用マーカー開発によるガンなどの研究の飛躍的な発展に寄与したからってことでして、この受賞ニュースが流れた当時、実物の生きているオワンクラゲを見ることができる施設がたまったま日本中探しても加茂水族館しかなかったってのがもうなんというか神懸かり的な奇跡なわけです。加茂水族館も本当にたまたま、加茂海岸のあたりで採れるクラゲを人工飼育しようってことでいくつかのクラゲと一緒にオワンクラゲも育ててて、本当にたまたま人工飼育に成功してやった〜とか言ってたところだったんだそうです。そこに飛び込んできた奇跡のノーベル賞受賞ニュース。日本中のメディアが一気にこの水族館に押し寄せたと。それからはもう村上館長という人物の凄さというかなんというか、会ったことも話したこともない下村博士に熱い手紙を書いちゃう。加茂水族館に来てみて下さいって。そしたら本当に実現しちゃう。折角だからその顛末を本にしちゃう。この本がまた感動なんだ。もうこれは全国の中小企業経営者必読の書ですよ。とにかくみんな頑張ろうって気になるから。僕なんかあまりの感動に、翌日水族館に行って、前日ホテルで読んだ本を買って館長に直接サインをおねだりしてもらっちゃったもの。村上館長って本当に素晴らしい人物で、この日も普通にガラス拭きとかしてるんだもの。顔を知らないお客さんはきっとただの掃除のおじさんに見えたと思うよ。そういう方ですから本当に快くサインに応じて下さり、しかももう一冊著作をいただいてしまった(汗)。なんという厚かましい奴だ僕は。なんか収拾つかなくなってきてしまったけどそういうことで。
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by uegaito | 2011-09-11 16:15 | つれづれ | Comments(0)

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