湯布院と溝口薫平さんとサスティナブルですね結局

お隣町の日本橋横山町問屋街活性化委員会主催のイベントにお招き頂き、湯布院玉の湯会長溝口薫平さんの講演を聴かせて頂いた。こういう機会を頂けるのは本当に幸せ。とても勉強になる話をたくさん聴けました。40年間かけて知名度のほとんどなかった湯布院を全国区にまで押し上げた、そのエピソードのプロジェクトX度の高さといったら・・・。近くに当時超メジャーな別府温泉があるなか、同じ土俵に立つのはもう無理だからと全く違う切り口『女性が安心して訪れることのできる温泉地』を掲げ、温泉は団体客・歓楽地というイメージを覆すことに成功、なんて書くと簡単に見えちゃうけど40年前ですからね。いま疲弊した温泉地の大半がこの頃どんちゃん騒ぎをしてたわけですよ、オトコ中心のウタゲで。とにかく後発なのだから先発が興味も示さなかったことを敢えてやろうって、今ではすっかり湯布院の第一印象となった、環境・農村風景を大切にしたまちづくりの道を選ぶわけです。建物ガンガン建ててどんどんウェルカムじゃなく土地の持っている宝物をしっかり生かす環境作りする。建築規制まで作っちゃう。しつこいいけど40年前ですからね。高度成長のイケイケドンドンの時になんて先を見ていた人たちなんだろう。でもこれをできたのは実は人脈なんですね。要所要所で一流といわれる人たちが関わってくれる恐ろしい人脈。駅舎は磯崎大先生、辻馬車に水戸岡鋭治さんですからね。さらっと書いたけどこれだってすごいことです。そんで今日一番の収穫はこの言葉。まちづくりには3人〜企画力のある人、調整力のある人、広報力のある人〜がいないとうまくいかないって。逆に言えばこの3人が揃えばうまくいく。でも3人ってのを1人が兼ねちゃダメなんだって。なるほど。よく企画力が注目されるけど、こういう人ってのはその企画が軌道に乗ると飽きちゃって次の企画に頭が行っちゃうので、継続するためにはそれ以外のキャラが必要だという話にはひたすら頷かされた。要は継続した先にほんものの成功があるってことなんでしょうね。有り難いひとときでした。
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by uegaito | 2010-03-17 21:19 | つれづれ | Comments(0)

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